2008年4月26日 (土)

4月24日深夜放送のオンエアバトル

4月24日深夜放送のオンエアバトルでは、前回よもやの敗退を喫したパンクブーブーが復活の500キロバトルオーバー! これで、500キロオーバー9回となり、500キロオーバーの数として新記録となりました! 

ネタのテーマは「子供」。子供のあやし方の定番「いないいないばー」で散々ボケまくった後、台所で料理をするお母さんが子供に用事を頼むというシチュエーションで更にボケの嵐。

「トントントントン(台所でネギかなにか刻む音)、ねー、お母さん、今手が離せないのよー、ちょっと世界に平和をもたらしてちょうだいー」
「トントントントン、ねー、ちょっと天下とってきてー」
など、パンクブーブーのお母さんは、荷の重い用事ばかり頼みます(笑)。

「天下とってきてー」に対する「荷が重いって。秀吉でも何年かかったと思ってんだよ!」っていうツッコミもさすがでした。

いやー、今回のパンクブーブーは完璧。気が早いですが、毎回これだったら来年3月のファイナルでチャンピオンも夢ではないですね。

あと、おもしろかったのは、初オンエアのマッサジル。2人とも36才ということですが、見た目はもっと老けて見えます(失礼)。でも、「ロックミュージシャンのライブ」をネタにした漫才は正当派! 特に、「なんなんだ、そのちょっとポップな取り立て屋の歌はよ!」とか、「なんなんだ、その思っても口に出しちゃいけない歌はよ!」っていうツッコミがよかったなあ。人生80年から90年に迫ろうという時代、36才なんて、まだまだこれから。中年漫才師期待の星として羽ばたいて欲しいものです。

残念ながらオンエアされなかった芸人に、風籐松原がいたのに驚きました。番組のエンディングで、「会場の手応えはあったのに、なんで玉が入らなかったんだろう」って本人達も不思議がっていましたが、あの芸風は個人的に好きなので、めげずに頑張って欲しいです。

また、やはり残念ながらオンエアされませんでしたが、前にサンミュージックGETライブで見たフィフティーカーニバルの姿をテレビでかいま見れたのは嬉しかったです。フィフティーカーニバルの一人は結構ハンサムなのですが、もう一人は相当インパクトのある異形の持ち主です。ライブでは、登場してきただけで、場内に衝撃が走りました。ネタもすっごくおもしろかった記憶があります。次回はぜひオンエアを勝ち取って、その異形を全国のお茶の間に披露して欲しいものです。頑張れ!

  

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2008年3月23日 (日)

オンバト第10回チャンピオン大会ファイナル補足(流れ星の言語学的ツッコミ)

『オンバト第10回チャンピオン大会ファイナル』を見返していて、ちょっと気づいたことがあったので補足コメントを。

それは、流れ星のツッコミ。「マグロ役なんかやりたくねえよ!って、マグロ役なんかやりたくねえよって日本語はじめて使ったわ」、「さっきの俺のマグロ見てたかぁ?って、さっきの俺のマグロみてたかって日本語はじめて使ったわ」と、ツッコミの人が自分の台詞にまたツッコンでいたのですが、これがツボでした。

しかも、このツッコミはおもしろいだけでなく、深い。

1994年にNHKで放送された『海外ドキュメンタリー ことばの不思議』という番組があるのですが、その中で現代言語学の基礎を築いたノーム・チョムスキーという人が、こう言っていました。「人間の言語の最も重要な特性とは、新たな考えを表現するために、新たな表現を生み出すことができる、ということです。私が今話している文も、私が今新たに生み出したものです。これと全く同じ文が話されるのは人類の歴史上初めてでしょう」

また、同番組の中でL・グライトマンという女性言語学者は次のように言っています。「今まで言ったことも聞いたこともない文を自分で考えて言うことができる。そして、初めて耳にする文でも理解することができる。それが言語が持つ重要な特徴です。」

言われてみれば当たり前かもしれませんが、そのような言語に関する発見というか再認識があるまでは、言語学は、様々な言語の相違点に目がいき、人としての言語の共通点やそれがどのように人の精神活動に関わっているかなどに目がいかなかったらしいのです。

空気や重力などのように身の回りにある当たり前のことほど、その重要さや不思議さを認識するのが難しいものです。で、流れ星のツッコミは、上記のような現代言語学の重大な知見と通じるものがあるなあと思ったのでした。お笑いには、言われてみればなるほどっていうことを楽しむジャンルがありますが(レギュラーの『あるある探検隊』とか、いつここの『ツッコミ暴走族』とか、アップダウンの『ツッコミ刑事』とか)、なかなか物事の本質をついた知見も潜んでいるかもしれませんね。

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爆笑オンエアバトル第10回チャンピオン大会 ファイナル

3月21日(金)深夜に放送の『オンエアバトル第10回チャンピオン大会ファイナル』を見ました。神田愛花アナウンサーのお化粧はセミファイナルのときよりやや落ち着いた感じで、キュートなバルーンスカートでキメています。トップバッターのストリークの「まいど!」に対する返事の「まいど!」の声も今までになく大きく、会場は盛り上がっているようです。結果は次の通り。

ストリーク          650KB
オジンオズボーン     738KB
Bコース           690KB
トータルテンボス     1026KB(優勝!)
プラスマイナス       246KB
ノンスタイル        886KB(3位)
タイムマシーン3号    878KB(4位)
流れ星           578KB
三拍子          1006KB(2位)
えんにち          562KB
超新宿           854KB(5位)

というわけで、トータルテンボスが優勝! おめでとう!

出場者全員のネタが終わっところで、僕の中では、トータルテンボスとノンスタイルとタイムマシーン3号と三拍子が甲乙つけがたく、この中の誰が優勝してもおかしくないな、という印象 でした。結果を見ると、思ったよりノンスタイルとタイムマシーン3号に玉が入っていませんでしたが、上位4組は当たったので、僕の感じ方も、妥当だったと言えるで しょう。

結果が出てみれば、トータルテンボスが優勝で納得です。『プロポーズ』という色んなバリエーションに展開しやすいネタを決勝に持ってきたのはいい作戦だったと思います。ただ、古典的なネタだけに、味付けに工夫が望まれるところ、トータルテンボスは見事に彼らにしかできない斬新な味付けをし、優勝に相応しい極上の一品に仕上げてくれたと思います。前半の「みそ汁飲んでるやつなんか今時いねえもんな」というボケに対する「いるよ。古来からのロングセラーだ、みそ汁は」というツッコミもトータルテンボスらしさが出ていたと思いますが、特に、後半の職業別プロポーズは圧巻でした。ボケる前のプロポーズの台詞が斬新。例えば警官では「あなたは私の心の中の孤独という2文字を盗み去った。窃盗罪で逮捕します...(薬指に指輪を嵌めて)...式場までご同行願います」、駅員さんでは「何気ない日常発、最高の幸せ行きの列車が発車致します」といった具合い。そして、これらの台詞をほんとに格好よく見せる演技力! 駅員さんのプロポーズの台詞の後は、会場から歓声が上がりましたからね。この演技力のおかげで、その後のボケが強烈な威力を発揮しました。ベルト授与後のコメントなども楽しかったし、今回のトータルテンボスはパーフェクトでしょう。

惜しかったのは三拍子。『ネタ作り』をネタにするという斬新な発想。そして、はちゃめちゃな作りのネタをその場で見事にやってのける演技力。優勝でもおかしくなかったです。彼らは結構小さいお笑いライブに出てて、何度か見たことがありますが、どれもおもしろかったです。特に、サンミュージックのゲットライブでは笑いすぎで腹筋が痛くなりそうでした。司会もうまかったなあ。三拍子について不思議なのは、オンバト以外に彼らをテレビで見たことがないということ。今回のオンバト2位をきっかけにたくさんテレビに出てくれるといいな、と思います。

タイムマシーン3号もおもしろかった。ネタは『卒業』。もうひっきりなしにボケとツッコミが交錯し、いいテンポだったと思います。ただ、結果を見て、見直してみると、ややメリハリに欠けるというか、ネタを詰め込み過ぎたかな、という気もしなくはありません。まあでも、タイムマシーン3号は、舞台に出てきただけで楽しくなるような、おもしろさのオーラがあるので、きっといつかはチャンピオンになる気がします。

ノンスタイルもさすがのおもしろさ。ネタは、親友同士の男二人が、思いを寄せる女の子が乗る飛行機が飛び立つまであと1時間という状況で、熱い友情ドラマを繰り広げる、というもので、よくこんなややこしい設定を会場に説明してネタにするなあと感心しました。で、これがなかなかおもしろかった! 去年チャンピオン大会で優勝したときは、タカトシやタイムマシーン3号の方がおもしろいような気がして、優勝が意外でしたが、今回は結果が出るまでひょっとしたら優勝かもって思いました。あのくさい台詞を真顔でできる高い演技力。そして、「うー、ちょっと気持ち悪ぅ」という見てる方の気持ちを代弁するかのように、ボケの人がそのくささをイジってくれるスタイルには、ある種のカタルシスすら感じます。爆笑レッドカーペットで見た短いネタもおもしろかったし、今後の活躍が楽しみです。

5位以下は、4位以上と大きく差があった気がします。その中では、僕はストリークの野球ネタが好きですが、マニアックなネタなので、なかなか優勝は難しいかなと思います。僕は小さい頃は野球少年でしたが、最近はめっきり野球を見なくなりました。でも、ストリークの野球漫才を見ると、野球おもしろいな、また見てみようかなって思います。なので、ストリークには息長く野球漫才を続けて欲しいです。できたら、プロ野球中継の副音声で解説して欲しいです(もうやってるかな?)。

オンバトでちょっと残念なのは、4月から神田愛花アナウンサーが交代になってしまうみたいだということ。男のアナウンサーになるみたい。かわいかったのになあ。いずれにせよ、4月からもオンバト楽しみ!

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2008年3月16日 (日)

爆笑オンエアバトル チャンピオン大会 セミファイナルBブロック

3月14日(金)深夜放送のオンバト・チャンピオン大会セミファイナルBブロックを見ました。結果は、以下の通り。赤文字がセミファイナル通過です。

オジンオズボーン  890KB
風藤松原       562KB
上々軍団       562KB
タイムマシーン3号  1018KB
ハマカーン       690KB
我が家         714KB
流れ星         886KB
東京03        742KB
Bコース        802KB
トータルテンボス   818KB

トップ通過のタイムマシーン3号は、さすがのおもしろさ。ネタは『コンビニのバイトの面接』。何度店長に拒絶されても、それをことごとくポジティブに解釈して採用を迫るボケが楽しかったです(「お前はポジティブの天才か!」っていうツッコミには笑った)。昨年の「お見合い」ネタもおもしろかったし、タイムマシーン3号は安定してますね。チャンピオン大会でも優勝候補筆頭かと。

トータルテンボスもさすがM1準優勝って感じでした。ネタが前に見たことのある『旅行代理店』ネタだったので、個人的には笑いは少なかったのですが、初めて見た人には相当おもしろかったのでは。

オジンオズボーンは今までボケの人の甲高い声があまり好きになれなかったのですが、今回はよかったなって思います。特に『千の風』をルパンの曲に乗せて歌うつかみや、昔所属していた野球部にやってきた不良をテーマにしたコントはボケが冴えてておもしろかったです。

Bコースは、バレーボールの「レシーブ、トス、アタック」をボケ倒すネタ。テンション高くて通過したけど、ボケのパターンがマンネリ化していて、僕は飽き気味。初めてよしもとで見たときはおもしろかったけどなあ。

流れ星は、『ゲートボールを盛り上げよう』というネタ。ツッコミはうまいと思うんだけど、ボケがわかりづらい気がしました。あと、個人的に、いつもボケの人がちょっと気持ち悪いって思ってしまいます(失礼!)。

残念だったのは、東京03。ネタは、ラーメンの新商品開発のための会議で、下っ端の部下が、自分の意見がないダメ上司に、最初は遠慮がちに、だんだん激しくツッコミを入れていき、あげくの果てにはクライアントにまで情け容赦なくツッコミを入れるっていうもので、後半にかけての盛り上がりもあり、大変よくできていたと思います。テレビで見た限り、会場のウケもよかったと思うけど、なんで玉が集まらなかったんだろ? ちょっとパシパシ叩き過ぎたのがイジメっぽくていやだと思った人がいたのかな? 東京03は演技力あるし、これにめげず頑張って欲しいものだと思います。

話はそれますが、会議などのビジネスの現場にお笑いセンスを持ち込むっていうのは、いいことだろうと思います。偽装とか談合とか話をもちかけられても、「ほー、それいい話でんなぁ・・・って、談合やないかい!」ってノリツッコミで拒絶したりして。

あと、セミファイナル通過はなりませんでしたが、新境地を見せたのは風藤松原。例によって「そういえばさぁ、この間・・・・」「やだねぇ~」と、ローテンションのあるある漫才を展開していたのですが、途中、「ではちょっとテンション上げま~す」って言った後、なかなかのはじけっぷりを見せてくれました。しばらくはじけた後、「テンション下げま~す」で、またいつものテンションに戻りましたが。ああいう芸風なので、大会などでトップを取るのは難しいと思いますが、毎回ネタは共感できておもしろいし、ハイテンション芸人ばかりだと疲れるし、お笑い界の箸休め(?)として息長く頑張って欲しいと思います。

上々軍団は「入院したい」というネタでしたが、妄想の展開が今ひとつかな。こういう妄想爆発が要求されるネタは、ぜひ、ザ・パンチにやって欲しいなって思いました。

来週はチャンピオン大会。楽しみ。

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